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ひらがなが読めない5歳児への対応|小学校入学準備

5歳児(誕生日で6歳になる子供)のお子さんをお持ちのママさん。
「まだひらがなが読めない」ということで心配されていることでしょう。
5歳児にもなると、周りの子供たちもひらがなの読み書きができる子が増えてくるので、
周りと比較したり、不安が募ってしまいますよね。
ただ、周りと比較してママが焦ってしまうほど、
我が子に”寄り添えない対応”をしてしまうものです。
元教諭のshiaです。
まずは、落ち着いて今からやるべきことを整理しましょう。

目次

◆小学1年生で必要な力

入学して、ひらがなが読み書きできないと
ついていけないのではないか、と心配されると思います。
ただ、shiaが勤務していた市では、小学校の先生方と
研修会で意見交換などもしましたが、
”焦って覚えさせなくていい”とどの先生方も口をそろえて話していました。
小学1年生で必要なのは、
  • 授業時間中に座って過ごせること
  • 集中して話が聞けること
  • 挨拶ができること
  • 困った時は知らせられること
読み書きよりも、基本的な生活態度面で育っていることが大切なのです。
このため、私が勤務していた市(公立園)では、
文字の読み書きを教える時間というのは特にありませんでした。
では、幼稚園で小学校入学までに何もしないの?何もしなくていいの?
ということではありません。
年長さんの時代にやっておくべきことを踏まえてお話します。

◆読み書き以前に「本」に興味を持てる子に!

小学校へ入ると、基本的に教科書を基に学習が始まります。
”本”がベースになる、つまり、本を読むことに興味を持てる子
に育てていかれると、不安は消えますよ。
※どうしても、親のスマホや通信制のゲームを小さい時から
やっていると、学校での学習が楽しくないと感じてしまう子もいるようです。
なぜなら、”刺激”の度合いが異なるから。
ゲームってとても刺激的に作られています。
1つクリアすれば、次々と試練があって、「もっとやりたい」を
そそられる。しかも、受動的に(自分が欲しなくても勝手に刺激がやってくる)
しかし、教科書は文字と挿絵が永遠と続くだけ。
何の刺激もない。能動的に動かなければ何も得られない。
刺激に慣れ過ぎた子が、丸1日授業を聞いて、
なるべく楽しく過ごせるようにするには、
本って楽しい物なんだ、という感覚や興味をもたせるだけでも違います。
おススメは「読み聞かせ」
読み聞かせをしながら「ひらがな」に興味をもてるようにしていきましょう。

◆ひらがなを読めるようにするSTEP

子供は覚えが良いといわれますが、
いきなりひらがなを覚えることはできません。
早く覚えてほしい~!と願うならば、
「楽しく覚えられる環境を作る」というのがポイントです。
もう一つは、「STEPを組んで段階的に覚えられるようにする」ことです。

STEPを組んで段階的に覚えられるようにする

◆第1ステップ
子供が興味をもった絵本を選びます。(漫画以外)
絵本に興味がない、読み聞かせの習慣もないというご家庭の場合、
まずは、毎日寝る前10分は絵本の読み聞かせの時間と設定。
子供が好きな絵本を読んであげます。
◆第2ステップ
好きな本の中で、一番興味のある本を
もう一度読みながら、「この文字って何と読むか知ってる?」と
少し、文字に興味を持たせます。
その時に、お子さんの名前の頭文字「あきひろ」なら「あ」の文字を
選ぶようにしてみましょう。
きっと、僕の名前と同じだ~という反応に持って行けるはず。
無反応でも「あっくんの”あ”と同じだね」と伝えながら、
子供と絵本をつなげてあげるのです。
繰り返し”あ”が出てくれば、出てくるたびに
「これなんて読むんだっ?」と聞きます。
※しつこくやりすぎるとお話の世界に入れないので、
最初の2~3回くらいでOK!
当たっていたら、その都度しっかりほめてくださいね。
すごいね!覚えたね~!と。
これを他の本や他の文字で繰り返すうちに、
自分の名前の文字・家族の名前の文字などが分かってきます。
コチラに絵本の読み聞かせ効果のことを書きました、よろしければどうぞ。

◆読み書きを教えるなら、教材があった方がイイの?

このような疑問を持っている親御さんも多いはず。
本来ならお子さんの興味度に合わせて、
本屋などでワークを買ったり、学習サイト(印刷型)で
部分的に印刷してあげてもよいでしょう。
ただ、働くママで時間がない、という場合、
やはり役立つのは「こどもちゃれんじ」などの教材だと感じます。

こどもチャレンジを受講して半年

我が家も上の子は小さい頃から「こどもちゃれんじ」をとっていましたが、
下の子は上の子のおさがりで…とのんびりしていました。
年長児ですが、ひらがなは書けませんでした。
(特に男の子は手紙交換などに興味もなく・・)
しかし、”やってみたい”という本人の要望もあり、
最初はワークや印刷教材でしのいでいましたが、
年長の夏明けの9月号からこどもちゃれんじを受講
受講前よりも読み書き力がどんどんアップして
やってみてよかったなと感じています。
(現在は入学し、チャレンジタッチを進めています!)

まとめ

子供は大人以上に、小さいステップを踏んで、
徐々にできるようにサポートすることが大事です。
特にひらがなの読み書きは、「興味をもつ」という所から
少しずつ始めることが大事ということを
親御さんの頭の片隅に置いておくと、楽に子供のサポートができますよ!
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