2歳のイヤイヤ期の状況別対策を色々お話してきました。
でもどんな時にも、どんな状況ででも簡単に使える方法をもう一つご紹介しておきます。
ポイントは、2~3歳児の特性を生かした言葉かけ!
2歳~3歳のイヤイヤ期を乗り越えるには、「その時期の特性を生かした対策」がとても大切で、ひびくのです。こんな風に言うと、ちょっと専門的な感じで分かりにくいかもしれませんが、要はこういうことです↓
2~3歳と言えば、大抵、好きなキャラクター、好きな動物、お人形などの存在が見つかってきているころだと思います。
ある子はアンパンマン、ある子は、トミカ、ある子は、犬のぬいぐるみ、めるちゃん人形…それぞれだと思いますが、それをうまく利用します。
例えば、「カーズ」が大好きな男の子の場合。
カーズの服を着るといつもご機嫌で、万歳をして喜びます。
ある日、ご飯の途中で、野菜を残して席を立とうとしました。
その時に「カーズが野菜も食べてほしいなって、がんばれ○○君!って応援してるよ、ほら!」と服をみて声をかけました。すると・・「カーズや!」と言って、モリモリ野菜も食べ始めました。
これは、毎回使っていると効果がなくなる声掛けかもしれませんが、この時期の子供にとって、自分の大好きなものが、自分を応援してくれている!と思うだけで、ものすごくやる気がわくようです。
さっきまで「イヤイヤ」と首を振っていたのに、「大好きなもの」を一言ことばにだしてやるだけで、気持ちがきりかわるのですから♪
言葉って本当にすごい魔法だな、と感じます。
例えば、好きなキャラクターの服は本当に使えますよ。
トイレトレーニングの際の、トレーニングパンツも、日ごろ着る服も、下着も、ハンカチもタオルも。
服は常に身に着けている物ですから、ぬいぐるみなどの様に取りに行かなくても、「応援してくれてるよ」というイメージが伝わりやすいです。
トイレトレーニングも好きなキャラクターが近くにあれば頑張れます。
お風呂が嫌な子は、タオルを変えてあげるだけでお風呂に入ろうとします。
着替えを嫌がる子は、下着や服を変えてあげるだけで、着替えを喜ぶようになります。
これは、ちょっとしたきっかけにすぎませんが、「気分を切り替える方法」としてはかなり使えます。
この先が最重要!
タオルや服を買っただけで、その場しのぎのままにするのはもったいない!
ぜひ、そのきっかけによって、本当に「できるようになったこと」をしっかりほめましょう!そして、ママさん自身が、子供の成長を一緒に喜びましょうね!これが一番大事ですから★