小学2年生の掛け算の教え方!1日1段ずつ覚えられた方法



たいていの小学校では小学校2年生の2学期に「掛け算」を習います。
でも、覚えるのに時間が必要。2学期になってからでは、子供がしんどくなるケースって多いと思います。

掛け算を覚えていなければ、割り算も困りますし、算数が「苦手」という認識になってしまいかねません。

塾に行かせていない場合は、夏休み~と2学期のフォローが大切ではないでしょうか?

そこで掛け算を早く覚える「実際に効果があった方法」と、掛け算で「引っかかりやすい部分」をお伝えします。
(管理人は小学校教諭の免許保持者でもあります~)

ありがち!掛け算を足し算にして計算している…

「掛け算」という概念がまだないので、2×4なら、2+2+2+2で計算してしまっている。
このようなケースが、最初は多いと思います。管理人の子供もそうでした。

でも、足し算の概念のままで掛け算をいくら教えても、それは意味がないのです。

ですから、まず最初に、掛け算を覚えさせる前に「掛け算ってこんなもの」というイメージをつかませる必要があります。

掛け算のイメージと便利さを感じさせる!

掛け算を覚えさせる前に、「掛け算を覚えるとどれだけ便利なのか」を感じさせると効果的ですよ。
例えば、下記のような短いお話を作って伝えます。

 

例)
母:「みかちゃん(お子さんの名前)の家に、5人のお友達が来ました。
4個ずつアメを上げたいと思います。
全部でいくつアメを用意していたらいいかな?」

「こんなとき、みかちゃんだったら、どうやって計算する?」

子「うーんと、4個ずつだから、4+4+4+・・・かな?」

子供は自分が知っている計算方法で、答えを導きだそうとします。
この時に、否定しないこと。

母:「そうだよね!でも、「掛け算」を使うと、もーっと早く計算ができてしまうよ!
5人に4個ずつアメを配るんだから、5×4ね!これは20になるから、20個用意しておけばいいことになるよ。

さっと計算できたら、友達がすぐに遊びに来ても、すぐ準備できるよ!

掛け算を覚えておくと、考えなくてもすぐに答えが分かって、便利だよね。」

子供にとって「身近でイメージしやすいこと」を例題に出して上げると、つかみやすくなります。

初めのねらい
ここでは、いかに「掛け算」を覚えておくことで、便利になるか、得があるか!ということを感じさせることが大切。

”掛け算の答え”を答えさせる必要はありません。

こんな具合にその子に応じて、2~3回掛け算の便利さを伝えます。

 

一の段で「自分にもできそう」という感覚を持たせる!

できればここで、1の段の概念は理解させておきたいですねー!

 

一人の友達に鉛筆を1本ずつプレゼントします。みかちゃんの家に一人来たときは、鉛筆は何本必要?

1×1だから1本だねー!
じゃあ、二人遊びに来た時は何本必要?

子「2本?」

1×2だから2本必要だよねー!正解ー!

 

この辺りはスムーズに答える場合が多いと思いますので、

9人までどんどん同じように聞いていきます。

そこで理解できていたらまず、しっかりほめます。

まず使い方を教える
こんな具合に、「掛け算を使うシーン」を伝えながらイメージさせていくと、掛け算の使い方も同時にマスターさせることができます。

 

次に簡単な部分から覚えられるようにする

九九の表には数字がずらり…。
数字が得意じゃないお子さんは、見ただけで嫌になるかもしれません。

でもこれなら、問題なく覚えられました↓

※掛け算用のノート(大学ノートでも何でもいいので準備しておきます)
我が家は使い古しのノートをこういう時に消化します。(まずは2の段から)

kake1

【初日】
九九の表を見ながら、掛け算用のノートに2の段なら2の段だけを、表を見ながら書き写させます。

※この時に、掛け算の歌を知っているとかなり強いですよね…。進研ゼミ(ベネッセ こどもちゃれんじ)や小学館のどらゼミなどの教材には、九九を覚える機械教材がついていて、「掛け算歌」が流れてきたりしますよね。

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※最下部に掛け算歌を紹介してます。

掛け算歌は、知っておくと便利です。

子供は「耳から覚える」方が得意!
掛け算歌を聴いてたら、自然に九九を覚えていた!ということも大いにあります。

2の段だけの掛け算歌を一緒に歌って耳に残るようにしていきます。
できれば寝る前にも一緒に2の段をうたってから寝ます。

【翌日】
もう一回ノートに2の段を書きうつさせます。
なんとなく、覚えてきている部分と、まだよく覚えていない部分が出てきます。

そこで、

 

分けて覚える
書いた2の段を見の中で、「もう覚えたかも!」と思う部分は横に○を、「まだ苦手だな」と思う部分には「チェック」を入れるよう伝えます。

と伝えると、いくつかは○がつくと思います。たとえば2×2や2×1など。

◆◆◆ここで「覚えていない問題ではなく、覚えた問題」を解かせるのがコツ!

別の紙に覚えた問題だけを2~3問書いてやり、「この問題とけるかな?」と解かせます。
kake2
分からなさそう~にしていたら、軽く2の段を唱えてやり、自分で答えの部分を思い出せるようにしてあげます。

◆◆◆ここでは、「覚えられた!」という感覚を感じさせることが重要なので、かなりヒントを出してあげてもOK!

そして、答え合わせをする時に、すごいねー!もう覚えてるね!とほめます。

【次のステップ】
今度は、苦手な部分からも問題が出るかもしれないことを伝え、「2分」与えて復習させます。

そして、さっきのクリアできた問題に1問だけ、苦手にチェックをいれた問題を混ぜ込んだ問題を作って解かせます。

もし、苦手な問題が解けていたら、しっかり褒める。解けていなかったら、もう一回ここは覚えようね!と励まし、他のの苦手な問題と得意な問題をプラスして再チャレンジ!

できたらほめます。

これを苦手な問題がクリアできるまで繰り返します。

といっても、子供の集中力は家だと15~分くらいかなと思いますので、手際よくぱっぱと進めて、1日につき1段づつおぼえていけるように支えていくとよいでしょう。

 

解かせる時のポイント!

できている部分に親が着目し、十分自信がつくようにほめること。

その子に合わせて問題を増やせるのは親だけ!

だんだんと問題数を増やしていくことで、「まだうる覚えだった部分」も自然に記憶に定着されていきます。

お子さんによっては、時間がかかる場合ももちろんあると思いますが、その子のペースに合わせて、覚えられる手立てを打てるのは、やっぱり親だけなんですよね…。

学校や塾では複数の人数を対象にした問題になりますから。

でも自宅だと、その子だけの問題をつくってあげられますからね★

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寝る前にちょっとおさらいするのはおすすめ!

また、夜寝る前に、掛け算歌を歌ったり、掛け算の問題をポンポンと出してやることで、今日覚えた部分の整理ができます。

記憶は夜寝ている間に定着していきますので、「寝ている時間の記憶定着」を狙って、寝る前に少しその日やった部分の掛け算のおさらいをするのです。あまりやりすぎると、交感神経が優位になって、頭が興奮して眠れなくなるので、軽めに~★

部分的に分けながら覚えていくというやり方

このように、九九を2の段だけに絞って、さらに、「覚えたもの」と「苦手なもの」に分けてやることで、「ピンポイント学習ができるようになります。ピンポイント学習で苦手な部分を鍛えていくことで、「単発問題」がでてもクリアできるようになります。

九九の表だけにしがみついて覚えると、2の段を「順番に問題を出されなければ、解けない」という状態になりがちなのです。

しかし、実際の場面やテストでは、2の段の×5と3の段の×3と6の段の×8と…という風に、ばらばらに出題されるのがふつうですから、それに対応できる力をつけていく!それがピンポイント学習ですねー!

この学習法は掛け算だけではなく、感じでもなんにでもあてはめられますから、「ピンポイント学習法」を習慣づけていくといいと思います^^

夏休みの有効利用で2学期スタートを楽にしてあげる!

こんな感じで、「夏休み」に自宅でも学習しておくことで、自信をもって2学期を迎えることができます。2学期はじめは、暑い中での運動会の練習に体力を取られてしまうので、学校から帰ってからの勉強は一番しにくい季節となります。

ですから、夏休みという時間を上手に使わせてあげるというのも、一つの手立てですよね!

掛け算の教え方 まとめ

「掛け算」は算数の最初の壁。なるべく「楽しく」掛け算の概念を理解していけるよう、サポートしていきましょう。

学校の宿題で「掛け算(今日は2の段)を覚えてくる」という感じで出てきた時に、全く覚えていなければ、お子さんも焦ると思います。でも大丈夫。繰り返し繰り返し、一緒に掛け算のやり方で「慣れさせていく」ことで、子供も徐々に覚え、自信をもって掛け算をこたえられるようになりますよ。

補足:覚えやすかった掛け算歌

管理人が子供のころに、使っていた掛け算歌を探したら、YOUTUBEに上がっていたので、シェアしておきます。
この歌のいいところは、2の段3の段、それぞれに曲調が変わるところ。

フレーズを思い出したら、掛け算が解けた!という経験を何度もしました(笑)

ほかにも掛け算歌はいろいろアップされてましたが、とりにくいリズムのものも結構あるみたいでした(´・ω・`)

掛け算をうまくクリアして、算数嫌いにならないよう、サポートしていきたいものですね★

 

追記:算数が強烈に苦手だった我が子。2年後の今。

この時に頑張ってきた甲斐もあって、算数が嫌い、苦手という子ども本人の感覚が変わってきたと感じます。
現在の子どもの様子や、それまでの手立てについても良ければ参考にしてみて下さい^^